部長ゲーム(オンライン)

ゲーム概要

内容

部長ゲームは、チームで課題の正解を導き出すゲーム。メンバーがそれぞれ複数の指示カードを持っており、情報を共有して与えられた課題を解決していく。情報伝達力がカギを握る。


【所要時間】全体:55分(うちゲーム時間15~20分)

【対象者】
若手社員

中堅リーダー

管理職


【対応人数】5人〜7人

【難易度】★★★☆☆

部長ゲームとは?

部長ゲームは、それぞれの役割に与えられた指示書にしたがって答えを導き出すゲームです。誰がどのような情報を持っているのかをルールに従って情報を共有して、講師から出された課題を全員が時間内にクリアすることを目指します。


一見簡単に思えますが、以下のルールがあることにより情報を共有する難易度が上がります。


  • チームの課題が達成されるまでは会話禁止。
  • コミュニケーションは「伝達用紙」のみ。何を書いてもかまいません。
  • 情報伝達は直接の上司・部下・同じチームの社員同士のみ可能

たとえば部長は課長としかコミュニケーションがとれません。

部長から各課の社員には直接指示をだすことができず、社員に指示を出したい場合は必ず課長経由でないといけない、というルールになっています。


つまりこの部長ゲームは、会社の指示系統の流れと同じシチュエーションを再現しているということです。


このゲームに取り組むことによって、日常の仕事の報連相の仕方や、仕事への取り組み方が可視化できるようになっています。

各メンバーがバラバラの情報カードを持ってスタートし、最終的に一人ひとりが同じカードを揃えられればゴールです。


正解にたどり着くには各メンバーの積極的な行動が求められます。
課長から何も指示がないからといって、ただ黙って待っているだけの社員はなかなか正解に近づけません。

また部長も適切な指示の出し方ができないと、課長や社員を混乱させてしまう仕組みになっています。
トップダウンの杓子定規な組織では、クリアが難しいゲームです。

さぁ、あなたのチームは正解にたどり着き、仕事の実力を示すことができるでしょうか?!

ゲームのやり方には2パターンあり、純粋にレクリエーションとしてゲームを楽しむ使い方と、まなびとして目標達成や業務改善につなげる使い方があります(詳細は同封の資料を確認)。

どちらにも対応できますので、御社の目的に合わせて使い分けください。

また部長ゲームには、カードを使ってチームメンバーと同じ部屋でプレイできるリアル版もあります。


リアル版とオンライン版の違い

ゲームの中身に関しては、リアル版とオンライン版どちらも同じ内容です。どちらにするか迷った場合は、日々の仕事の内容で選ぶといいでしょう。


例えばリアルで行う仕事が多い場合は「リアル版」、オンラインで行う仕事が多い場合は「オンライン版」を選ぶなど。今後リモート勤務も視野に入れている場合は、オンライン版での体験がオススメです。


現場では上手くコミュニケーションを取れていたチームでも、オンラインになることによって、思ったことが上手く伝わらない、もどかしさを体験することができるでしょう。

部長ゲームを研修で使うメリット

部長ゲームをプレイすると、チーム内の情報伝達力を向上させる課題が見つかります。


例えば「課長だけやり取りが忙しくて、社員が暇をしている」ということが起こっていたとしましょう。

この場合、実際の会社でも上司だけが忙しくて部下は手持ち無沙汰になっているという現象が起こっています。


このような会社ではトップダウンの文化が染み着いていて、社員は上から言われたことをやるだけ、上司に余計なことを言うと怒られる、という働き方や雰囲気になっていることも多いです。

ゲーム中には他にも


  • 課長で情報が止まる
  • 社員が異なるカードを集め始める
  • 部長が目的を伝えずに全体が混乱
  • 部長や課長が一気に指示を出し過ぎる


といったことが起こります。


つまり部長ゲームを通して、普段の仕事の進め方や課題が同時に明確になるということです。


それらの課題はどうすれば解決するのか。振り返りの時間にそれを話し合うことで、チーム全体のパフォーマンスを翌日から引き上げることができます。

【解決できる課題】

  • パワハラ
  • 生産性向上
  • 派閥問題
  • チームビルディング
  • 報連相
  • コミュニケーションスキル向上
  • リーダーシップ向上

部長ゲームの進め方

事前準備

1.ゲームサイトとユーザーID/パスワードを確認します

2.ゲーム中は音が出るため、事前に音量を確認しておきます

3.ログインします

4.マイプロジェクトからプレイするゲームを選択します

5.ゲーム時間を設定します


実践編

ゲーム開始(20~25分)


1.役割によって画面表示(席次)が違います。

2.連絡は指揮命令系統の役割の人としか連絡がとれません。

3.時間をセットしてスタートします。

4.コミュニケーションをしながら、カードをドラッグアンドドロップで交換します。

5.時間になったら終了です。(ゲーム操作ができない仕様になっています)

6.残り時間が終わるまでに画面右上の「できた!」ボタンをクリックします。


【正解発表(5分)】

・手持ちのカードを見せ合います。

・同じ文言のカードを4枚ずつ、各自持っていれば正解です

【チーム振り返りタイム(10分)】

・個人で記入した振り返り用紙を使ってチームでディスカッションをしてもらいます。
10分で、各自どのようなことが書けたか、共有してもらいましょう。

・ストップウォッチを10分にセットしてスタートします。

・インストラクターが何名かの参加者から感想を発表してもらいましょう。

ゲームの進行・注意点

【注意点1】ゲーム中は参加者間でルール違反がないように見守る

(ルールは同梱しているインストラクションに記載)

 ※ルール違反があるとゲームの面白さが激減します。

【注意点2】原則推奨参加人数で実施

利用者の声

【金融系A社】

とても印象に残った。そもそも、報連相やコミュニケーションができていなければ、ゲームと同じで仕事もできないことが分かった。

※感想であり成果を保証するものではありません

【金融系B社】

いかに、部下のサポートやフォローが大切かがよく分かった。

※感想であり成果を保証するものではありません

【A商社】

部長ゲームでは、実際、チームでプロジェクトを進めるうえで、上長、部下がどう動けばよいのかを学べたので活かせそう。

※感想であり成果を保証するものではありません

ゲーム概要

【内容】

部長ゲームは、チームで課題の正解を導き出すゲーム。メンバーがそれぞれ複数の指示カードを持っており、情報を共有して与えられた課題を解決していく。情報伝達力がカギを握る。


【所要時間】全体:55分(うちゲーム時間15~20分)


【対象者】

若手社員

中堅リーダー

管理職


【対応人数】5人〜7人

【難易度】★★★☆☆

お問い合わせ

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