悲しい恵方巻

ゲーム概要

【内容】

チーム全員で意見を出し合い、最終的な意見を合意形成するゲームです。


【所要時間】全体:50分(うちゲーム時間15~20分)

【対象者】

  • 内定者
  • 新入社員向け
  • 若手
  • 中堅リーダー向け
  • 管理職向け

【対応人数】

5人〜300人(1チームにつき5~6人推奨)

【難易度】★★★☆☆

合意形成カードゲーム「悲しい恵方巻」とは?

悲しい恵方巻は、物語に登場する人物の好感度についてチームで順位づけをする合意形成ゲームです。


全部で5人の登場人物がおり、彼らの行動を見て好感度を決めます。


  • コンプライアンスを重視するのか?
  • 会社の指示系統を重視するのか?
  • 人間性を重視するのか?


など、それぞれの価値観が関わってくるので合意をとるのは簡単ではありません。


つまりこのゲームでは、多くの人が関わる仕事で物事を決定していくには、どんなプロセスが必要かを疑似体験できるのです。



はじめは個々の好感度で順位をつけ、その後、チーム全員での順位を決定します。

ただし、ただ決定するのではなく、可能な限り全員が納得するように決定するのがルールです。


個々のこだわりが強すぎると合意形成できないままタイムオーバーになってしまいます。

チーム内でどのように妥協点や納得感を導き出すか。

そういったチームの連携やコミュニケーションが試されるゲームです。



「悲しい恵方巻」を研修で使うメリット

「悲しい恵方巻」は合意形成ゲームのためコミュニケーションに目がいきがちですが、このゲームを早くクリアする秘訣は、いかに早くチームの判断基準を揃えられるか、つまり、目的とビジョンの共有にあります。


例えば登場人物のたった1つの気に入らない行動にこだわる人もいれば、合理性という視点にこだわる人もいます。この状態は個人の価値観が先行していて、チームの目的とビジョンが無視されている状況です。

この状況を打破して以下の2つ


  • 自分たちは会社に入ってどんな状態を実現したいのか(ビジョン)
  • 何に沿って会社の順位を決めるのか(目的)


これらを早く決められたチームが、全員が納得しながらゲームをクリアできます。

しかし逆に言えば、この2つがチームで決まらないかぎり、ずっと「〇〇だからAさんを優先すべきだ!」「いや、それは××だからBさんの方を優先した方がいい」という風に各自が言いたいことを言うだけの時間が続く、ということです。


これは会議でよくある状況を疑似的に再現しています。


  • こだわりの強すぎる人がいて話し合いが先に進まない
  • みんなが言いたいこと言うだけで人の話に耳を傾けない
  • 声の大きい人の意見が一方的に通ってしまった
  • 周りから責められるのが嫌で誰も意見を言わない


うまく進まないチームはこういった状況に陥って失敗することになるわけです。


ゲームをクリアできてもできなくても、ゲーム終了後に専用振り返りシートの記入をすることで、自社における現場の課題や具体的な解決策が明確になります。

それらを実践することで、よりよい組織運営を実現できるようになるのです。

【解決できる課題】

  • 当事者意識が低い
  • コミュニケーション力が低い
  • リーダーシップ力が低い
  • 交流させたい
  • 横とのつながりを強化したい
  • 部門部署を超えて連携したい

「悲しい恵方巻」の進め方

事前準備

※画像はイメージです

  1. 4~6名のチームをつくります。
  2. 机とイスを島形式に準備する等、話しやすい環境を作ります。
  3. 参加者全員に、人物カード(5枚/組)・ゲームストーリー・ワークシートを配布します
  4. ゲーム開始5分前になったら、各チームに「インストラクション」を渡します。
  5. インストラクションにある「チーム課題」をインストラクターが読み上げます。

実践編

【ゲーム開始(15~20分)】

・まずは各個人で順位を決めてもらいます。ストップウォッチを20分にセットしてスタートします。


<人数別ゲーム時間>

4名の場合:15分

5名の場合:17分

6名の場合:20分


・個人の順位が決まったら、チームの順位を決めてもらいます。

・時間が経過したら「終了」の掛け声をかけてください。

【正解発表(5分)】

このゲームには絶対的な正解はありません。メンバーそれぞれのモノの見方・考え方が反映される結果になります。

ゲームを通じてコミュニケーションをとることで、自分をはじめチームメンバーの判断基準や価値観を目の当たりにすることができます。


おそらくチームメンバーの意外な一面を知ることができるでしょう。話し合いを通じて、どんなことを感じるでしょうか?

感じたことを、日々の業務に活かしていきましょう!

【チーム振り返りタイム(10分)】

  1. 個人で記入した振り返り用紙を使ってチームでディスカッションをしてもらいます
  2. 設問に沿って、各個人に10分間で振り返り用紙に記入してもらいます。
  3. 記入した振り返り用紙を使って、チームでディスカッションしてもらいます。

ゲームの進行・注意点

注意点1:ゲーム中は参加者間でルール違反がないように見守る

              (ルールは同梱しているインストラクションに記載)

                ※ルール違反があるとゲームの面白さが激減します。

注意点2:原則推奨参加人数で実施



ゲーム体験者の声

商社A

一つの物語でも人によって感じ方が違ったので、日常で起こる多くのことで意見が分かれるのが当たり前なんだと思いました。それをどう共有するかが大事だと思いました。

※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

商社B

それぞれ考え方や意見が違うので、話し合い・意見交換が大事だと思いました。


※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

商社C

同じ出来事を見ても、人それぞれ捉え方が異なる。一方が良くない感情を抱いていることに対して、他方はそれを良い意味で捉えることもあり、それぞれの考え方が違うからこそ他者の意見や考え方をしっかり聴く必要があると思いました。


※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

「悲しい恵方巻」でよくある質問

Q1.研修実施の何日前まで申し込みできますか?


原則2ヶ月前です。

※研修講師のスケジュール調整が必要になるので、できるだけお早めにご相談下さい。実施するゲームによってはご希望に添えない場合があります。状況によって変わりますので、お問い合わせ下さい。


Q2.クレジットカードでの支払いはできますか?

クレジットカードでのお支払いはできません。銀行振り込みのみとなります。


Q3.ゲームだけの購入やレンタルは可能ですか?

ゲームだけの販売・レンタルは行っておりません。


※その他Q&Aに関してはよくある質問ページに記載しております。

ゲーム概要

【内容】

このゲームは、課題に対してチームメンバー全員で話し合い、意見をまとめて合意を形成するゲームです。

合意形成するまでの間に「目的の共有」や「コミュニケーション(傾聴・承認)」といった組織やチームに必要なスキルが試されます。


【所要時間】全体:50分(うちゲーム時間15~20分)

【対象者】

  • 内定者
  • 新入社員向け
  • 若手
  • 中堅リーダー向け
  • 管理職向け

【対応人数】

5人〜300人(1チームにつき5~6人推奨)

【難易度】★★★☆☆

お問い合わせ

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