究極のロボットを作ろう

ゲーム概要

内容

チーム全員で意見を出し合い、最終的な意見を合意形成するゲームです。


【所要時間】

全体:45~50分(うちゲーム時間15~20分)


【対象者】管理職向け

【対応人数】4人〜6人

【難易度】★★★☆☆

合意形成カードゲーム「究極のロボットを作ろう」とは?

究極のロボットを完成させるために、どのような性能がロボットに必要かを話し合う合意形成ゲーム。それが「究極のロボットをつくろう」です。


一言でロボットと言っても想像するものは人それぞれ違います。ロボットの大きさや役割、どういった動きをするのかなど、個々のこだわりや思い込みがある中、究極のロボットに必要な性能について合意をとるのは簡単ではありません。


つまりこのゲームでは、多くの人が関わる仕事で物事を決定していくには、どんな困難があり、どう進めれば上手くいくのかを疑似体験できるのです。


はじめは個々で必要だと思う性能を書き出し、その後、チーム全員でロボットに必要な5つの性能を決定します。ただし、ただ決定するのではなく、可能な限り全員が納得するように決定するのがルールです。


個々のこだわりが強すぎると合意形成できないままタイムオーバーになってしまいます。チーム内でどのように妥協点や納得感を導き出すか。そういったチームの連携やコミュニケーションが試されるゲームです。


「究極のロボットをつくろう」を研修で使うメリット

「究極のロボットをつくろう」は合意形成ゲームのため、コミュニケーションに目がいきがちですが、目的やビジョンを共有する意味を実感できるという点も大きなメリットです。


例えば「巨大隕石から地球を守る」という目的や「隕石をビームで破壊して地球は救われた」というビジョンをチームで共有できたとしましょう。

そうすると、合意をとるためのコミュニケーションはスムーズになります。


なぜなら、巨大隕石から地球を守るために必要なロボットの大きさや役割、性能は自然と限られてくるからです。

これは仕事も同じです。


  • この会議が終わったときにどんな状態になっていればいいのか(ビジョン)
  • 何のためにこの会議をするのか(目的)


この2つが共有されることで会議に関係のない意見や情報は減り、早く決定に至ることができます。

また、目的やビジョンに沿った決定なので、全員から一定以上の納得感が得られるというわけです。


このように、目的とビジョンの共有をいかに早くできるかがゲームクリア(合意形成)のカギになります。

ですがゲームをクリアできてもできなくても、ゲーム終了後に専用振り返りシートを記入することで、な目的やビジョンの共有が大事なのかが腑に落ちるようになっています。


合意を困難にするものは、選択肢の多さと判断基準の不在です。


仕事でのコミュニケーションに悩みを抱えている場合は、このゲームを通して課題解決への最短経路を見つけてください。


【解決できる課題】

  • パワハラ
  • 生産性向上
  • 派閥問題
  • リーダーシップ力が低い
  • 交流させたい
  • 横とのつながりを強化したい
  • 部門部署を超えて連携したい

「究極のロボットをつくろう」の進め方

事前準備

  1. 4~6名のチームをつくります。
  2. 机とイスを島形式に準備するなど、話しやすい環境を作ります。
  3. 【ゲーム開始5分前】全員に基本性能カード(15枚/組)とゲームストーリー・ワークシートを配布します。
  4. 各チームに「インストラクション」を渡します。
  5. インストラクションにある「チームの課題」をインストラクターが読み上げます。
    (※インストラクターはゲームに参加しません)

実践編

・ゲーム開始(15~20分)

4名で実施の場合:15分

5名で実施の場合:17分

6名で実施の場合:20分



・ストップウォッチを人数に合わせた時間にセットしてスタートします。

・はじめに各個人で順位を決めてもらいます。

・個人の順位が決まったら、チームで順位を決めてもらいます。

・ゲーム終了時間になったら「終了」の掛け声をかけてください。

【個人の振り返り(10分)】

・人数分をコピーした振り返り用紙を配布します。

・設問に沿って、各個人に10分間で振り返り用紙に記入してもらいます。


※模範解答はご用意していますが、このゲームには絶対的な正解はありません。

メンバーそれぞれのモノの見方・考え方が反映される結果になります。


ゲームを通じてコミュニケーションをとることで、自分をはじめチームメンバーの判断基準や価値観を目の当たりにすることができます。

おそらくチームメンバーの意外な一面を知ることができるでしょう

【チーム振り返りタイム(10分)】

・個人で記入した振り返り用紙を使ってチームでディスカッションをしてもらいます。
(10分で各自どのようなことが書けたかを共有してもらいましょう)


・ストップウォッチを10分にセットしてスタートします。


・チーム振り返り終了後、何名かの参加者から感想を発表してもらいましょう。

ゲームの進行・注意点

【注意点1】ゲーム中は参加者間でルール違反がないように見守る

(ルールは同梱しているインストラクションに記載)

 ※ルール違反があるとゲームの面白さが激減します。

【注意点2】原則推奨参加人数で実施


ゲーム体験者の声

商社A

限られた時間でチームの意思統一をすることは難しい。そのなかで自分が出来ることは何か、100%を目指すのが難しい場合、最低限何処を抑えるべきなのか、臨機応変に対応する必要を感じた。

※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

商社B

今回のゲームを踏まえて、今後は、会議等の際はまず目標・目的が何かを考えてから始めるようにしたい。


※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

商社C

ゲーム実施の際に皆さんとの認識合わせを忘れがちなので気をつけます。


※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません

「究極のロボットをつくろう」でよくある質問

Q1.研修実施の何日前まで申し込みできますか?


原則2ヶ月前です。

※研修講師のスケジュール調整が必要になるので、できるだけお早めにご相談下さい。実施するゲームによってはご希望に添えない場合があります。状況によって変わりますので、お問い合わせ下さい。


Q2.クレジットカードでの支払いはできますか?

クレジットカードでのお支払いはできません。銀行振り込みのみとなります。


Q3.ゲームだけの購入やレンタルは可能ですか?

ゲームだけの販売・レンタルは行っておりません。


※その他Q&Aに関してはよくある質問ページに記載しております。

ゲーム概要

【内容】

チーム全員で意見を出し合い、最終的な意見を合意形成するゲームです。


【所要時間】

全体:45~50分(うちゲーム時間15~20分)


【対象者】

管理職向け


【対応人数】4人〜6人

【難易度】★★★☆☆

お問い合わせ

下記のフォームに必要事項をご記入の上
「確認する」ボタンを押してください

JAPHICマーク